建設キャリアアップシステム(CCUS)簡略型・詳細型のどちらがいい

建設キャリアアップシステム(CCUS)の技能者登録には、簡略型と詳細型があります。
料金安い「簡易型」でいいんじゃないのと思っていませんか?
簡易型・詳細型のどちらがおすすめか解説したいと思います。

「簡略型」と「詳細型」のメリットとデメリット

種別メリットデメリット
簡略型・登録項目が少なく、準備する添付資料は少なくでいい。
(保有する登録基幹技能者情報、保有資格、研修受講履歴、表彰等不要)
・技能者登録料が、¥2,500 で安い。
・資格を保有していても、CCUSには、見習い技能者で登録される。
・登録基幹技能者資格や保有資格情報を登録できないので、レベル判定を行うことができない。
詳細型・技能者の資格や経験を証明でき、取引先へ技能をアピールできる。
・レベル判定を行うことができ、技能者のスキルアップにつながる。
・登録項目が多いため、準備する添付資料が多い。
(保有する登録基幹技能者情報、保有資格、研修受講履歴、表彰等)
・技能者登録料が、¥4,900で、少し高い。

「簡略型」と「詳細型」どちらにすべきか

「簡略型」と「詳細型」の大きな違いは、レベル判定を行えるか、行えないかです。
CCUS目的である「技能者の能力・経験に応じてた適正な処遇改善につなげる」ことができるのは、詳細型です。
そして、レベル判定は、次項に記載する「経営事項審査の評価点」にも影響します。

もし、高齢者の技能者で、今後レベルアップするつもりはなく、現場に入れるだけでよいというのであれば、「簡略型」でもいいかもしれません。

レベルアップは、経営事項審査で加点されます

Z点(技術力)で、レベル3・4の技能者に加点

技術職員数で、建設キャリアアップシステムのレベル判定を活用し、 優れた技能者を雇用する企業を加点対象として評価されます。

  • レベル4の技能者 ⇒ 「登録基幹技能者」同等のレベルとして評価し、「3点」の評点を付与
  • レベル3の技能者 ⇒ 「技能士1級」同等のレベルとして評価し、「2点」の評点を付与

W1(知識および技術または技能の向上に関する取組の状況)の加点対象

W1の「建設工事の担い手の育成及び確保に関する取組の状況」に含まれる「知識および技術または技能の向上に関する取組の状況」の評価は、技術者と技能者で評価が行われます。

審査基準日以前3年間で1以上レベルが向上した技能者(レベル1からレベル2へ等)が加点対象となります。
技能者とは、審査基準日以前3年間に、建設工事の施工に従事した者で、 作業員名簿を作成する場合に建設工事に従事する者として氏名が記載される者です。(ただし、建設工事の施工の管理のみに従事する者(監理技術者や主任技術者として管理に係る業務のみに従事する者)は除かれます)

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