小規模事業者持続化補助金「経営計画・補助事業計画」の書き方

【経営計画書】

1.企業概要

概要・沿革設立年、基本理念、代表の経歴、後継者がいればその方の経歴について記載します。
基本情報営業時間、人員体制、店舗立地などについて記載します。
商品構成
利益構成
売上、商品(サービス)について記載します。
商工会議所の様式記載例では、売上総額の大きい商品と利益総額の大きい商品を図表にしています。

2.顧客ニーズと市場の動向

顧客ニーズ顧客(消費者・取引先)が求めている商品・サービスは何かを記載します。
市場の動向競合他社の存在や顧客の増減など、これからの市場環境の見通しを記載します。
一般的な市場調査のデータについては、地域経済分析システム(RESAS)https://resas.go.jp/ 
利用すると便利です。

3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み

自社の強み商品・サービスが他社に比べて優れている点を記載します
顧客の評価顧客に評価されている点を記載します。
お客様の声、お客様アンケートの結果、新聞や雑誌記事で取り上げられたことなどがあれば記載します。

4.経営方針・目標と今後のプラン

経営方針上記の1~3を踏まえた、これからの経営方針を記載します。
顧客の評価「〇年までに来店客数〇%増、客単価○○円」のような数字の目標を記載します。
お客様から取引先から「こういう会社だと思われたい」のような目標を記載します。

【補助事業計画書】

1.補助事業で行う事業名

 「○○○」の開発・販路開拓のような事業名を30 文字以内で記入します。

2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容

事業概要たとえば、ホームページを活用し、自社の「○○」のような強みやこだわり等を発信する、
「○○○」のような顧客のニーズにあわせた商品を開発するなどを記載します。
これまでの取組との違い今回の補助事業がこれまで自社の取組と違う部分を記載します。
競合他社の同様の取組との違いについて記載します。
創意工夫した点・特徴今取組にあたって、工夫した点について記載します。
事業の具体的な進め方誰が、どのような方法で事業を進めていくについて記載します。

3.業務効率化(生産性向上)の取組内容【任意記入】

 業務効率化によって、従業員の労働環境を改善するなどの取組があれば記入します。

4.補助事業の効果

売上等への効果事業を実施することにより、顧客数・売上・利益率などがどのように増加するかの見込みを
記入します。
取引先への波及効果事業により、取引先にどのような効果(波及効果)をもたらすかを記載します。
地域社会への波及効果事業により、地域にどのような効果(波及効果)をもたらすかを記載します。

小規模事業者持続化補助金の申請窓口は、商工会議所・商工会ですので、近くの商工会議所・商工会に相談しましょう。

中小企業庁の『ミラサポPLUS』(中小企業向け補助金・総合支援サイト)には参考事例が載ってます

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行政書士 尾﨑
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